介護職員は、長時間労働や生活リズムの乱れなどにより、日ごろからストレスを感じながら働いている人が少なくありません。こうしたストレスに十分に対処ができない場合には、ストレスで病気になる可能性もあるため、自分なりにストレス解消の方法をきちんと検討することが大切です。
例えば読書や料理、スポーツなど、趣味に没頭することでストレスを発散できます。特にスポーツは体を動かすことになるため体力が必要ですが、健康に良いというメリットがあります。何にせよ、何か自分が熱中できるものを探してみましょう。
またメンタルヘルスの管理がしっかりと行われている職場で働くことも重要です。大規模な介護施設では、介護職員の病気の発症リスクに備えるために、人員配置や勤務体系を見直したり、定期的に精神科医や心理カウンセラーによる面談を実施したりするところも増えています。そのため、仕事のストレスを少しでも軽くしたい場合には、仕事量や職場環境などを重視して職場探しをするという手があります。求職中に各地の介護現場におけるストレス解消に向けた取り組みについて把握をするうえで、求職者向けのパンフレットに目を通したり、人事担当者に直に問い合わせたりすることが大事です。
なお新しい職場で働くことになると慣れるまでの期間はどうしてもストレスが繋ってしまいます。中には新しい環境に慣れるまでに時間が掛かる方もいるため、特に注意しておきましょう。